カラムオーブン

HOME | プロダクト | カラムオーブン

 

SSC-2120/2300

 
 
 

今日、HPLC分析にカラム恒温槽は必要不可欠。SSC-2120は0℃までの冷却を可能にした恒温槽により糖、光学異性体のクロマトグラムを安定させ、分離能を高めます。SSC-2300はスリムなボディの幅9cm。省スペースタイプで低価格を実現しました。
■温度拡張オプション
  【オプション価格:31,500円(税別)】
  SSC-2300は室温+10~100℃までの温度拡張が可能です。
 (※SSC-2120、SSC-2300Cは不可)
  ●カラム温度80℃以上必要とする糖分析などに効果を発揮します。
  ●カラムサイズ8.0φ×300mmを1本まで収納可能です。

□CROWN PAK(ダイセルCPIカンパニー製)を使用したカラム温度と
アミノ酸の分離特性(ダイセルCPIカンパニー技術資料より抜粋)

□機能仕様

□カラム温度とアミノ酸の分離特性
光学異性体はカラム温度を下げることにより、分離能力が増します。

カラム恒温槽は温度を一定にするだけでなく、分離能を検討 する装置であります。例えば(アミノ酸等)キラルカラムは一般的に冷却する程分離能が良くなることが多いようです。 現在0℃迄冷却できる空冷式恒温槽は他に見あたりません。

 

□性能仕様

 

□カラムの冷却による糖の分析

カラムSenshu pak NH2-1251-N4.6×150mm
移動相アセトニトリル/水=70/30
流量1.0ml/min 
検出RI(×16)
サンプル1.xylose 2.fructose 3.sucrose
装置  ポンプ SSC+3461
RI検出器 ERC-7510
オーブン SSC-2120 
インジェクターレオダイン-7125
 

□プレヒートにおける分離能の比較

【カビ由来の生理活性物質】 カラム Senshu pak NH2-1251-N4.6x150mm
移動相 アセトニトリル/水=70/30
流量 1.0ml/min
検出 RI(×16)
□脂質分析に於ける温度の影響 □温度影響下に於ける糸状菌の分離
カラムSenshu pak DOCOSIL(C22)
4.6×250mm
移動相(A)アセトン
(B)アセトニトリル
time(min.) B(%)
    0     40
      60    0
流量  1.0ml/min  
検出 ELSD 50℃ 8.8 1/min  
温度  35,20,10℃  
サンプル ミルク  
注入量 5μl 
カラムSenshu pak PEGASIL ODS
(C18)
4.6×250
移動相 50%メタノール
50%メタノール
流量 1.0ml/min
検出 UV210mm

□昇温グラジェントによる分離例

昇温グラジェントは溶媒グラジェントと比較しても劣りません。
カラム Senshu pak DOCOSIL (C22) 5μm 120Å 
4.6×150mm
移動相 80%メタノール
流量  1.0ml/min
温度昇温グラジェントについては初期設定温度から5分間でリニア昇温後5分間hold
検出  UV254nm 0.1
サンプル ベンゼン ナフタレン  ビスフェニル アントラセン
注入量  5μL

※理論段数はアントラセンピークより算出

カラム Senshu pak DOCOSIL(C22) 5μm 120Å 4.6×150mm
移動相 アセトニトリル/アセトン=3/7
流量 1.0ml/min
検出 ELSD950 50℃ 9L/min
サンプル パーム精油(100%アセトン溶解)
注入量:25μL
 
 
 

※SenshuPak DOCOSIL ……………108ページ
  SenshuPak PEGASIL ODS ………110ページ  
  SenshuPak NH2-N…………………125ページ
  ELSD検出器……………………36~41ページ      
総合カタログを参照ください。

ご要望に応じて特注製造承ります。
お気軽にご相談ください。

 
 

150℃反応用恒温槽

室温+10℃~150℃の高温まで安定して使用できる恒温槽です。
空気循環式のため反応場の交換等メンテナンスが容易です。
カラム内での合成やマイクロリアクターの温度制御が可能です。
反応用恒温槽として最適の省スペースデザインです。
仕様